京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
弟の結婚式に出席しました。
僕は3人男兄弟の次男で、兄は広島、弟は福岡にいます。今回、京都から日帰りで福岡県は久留米市まで行きました。身内の事を褒めるのは恐縮なのですが、とてもいい結婚式でした。今まで参加した結婚式では、新婦のお父様への手紙を自分の娘に重ねて涙する事はありました。どちらかと言えばにぎやかすのが好きな弟のスピーチから、「この日を迎える事ができて幸せ」な気持ちが伝わり、不覚にも泣きそうになってしまいました。
照れくさかったり、恥ずかしかったりで彼女の存在を兄弟でお互いに明かした事はありません。今回、3人とも10年以上付き合った彼女と結婚したことが判明し、「三者三様なように見えても、兄弟なんだなぁ」と思いました。
受付に35年前の写真が置いてありました。「35年前って、もうすぐ平成なはずなのに。昭和感強いなぁ。」とか「『なんで僕だけこんなに色黒いとね!?』っていつも凹んでたなぁ。」とか思うことは色々ありましたが、「あの頃は一緒にいるのが当たり前だと思ってたからよくケンカしてたけど、お互い離れてこんなに一緒にいれなくなるんだったら、仲良く遊んでれば良かった。」と思いました。きっと自分に足りない部分を持っている事が羨ましくてケンカしてたんだと思います。
兄も弟も、僕が持ってない長所をたくさん持っている、僕にとって誇らしくて尊敬すべき存在です。。。照れくさいので、本人を目の前にしては言えませんが。『兄弟はいつも近くにいるもの』と思っていましたが、お互いに社会背景が変わり、会える機会をこんなに尊く思うようになるとは思いませんでした。いつも傍にあるご縁も、一度きりかもしれないご縁も。出会いの大切さを弟の結婚式で学ばせてもらいました。