京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
全体的に治したいとご希望の患者さんへの施術が終わりました。
最初はあちこち腫れたり、痛くなったりしておられましたが、治療が進むにつれてそのような症状もなくなりました。保存不可能な歯を10本抜歯し、保存可能な歯は6本根管治療を行いました。治療は全て保険適用で行いました。患者さんはとても喜んで下さいました。
治療概要を記載致します。
治療名:全顎的保険治療
治療内容:全体的に10本の抜歯、6本の根管治療を行い、下顎は部分義歯でしか対応できない事を説明しました。上顎は、治療を早く終えたい、歯を削りたくないのであれば部分義歯、歯を削ってもいい、治療に通院回数がかかってもいいから固定式の歯をいれたいのであればブリッジで対応することを説明しました。患者さんはブリッジでの治療を希望されました。上顎には9本分と4本分のブリッジを装着することとなりました。
治療に際してご理解頂いたこと:歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。処置中は局所麻酔下で行うため問題ないのですが、炎症が強い部位は麻酔が効きにくいことがあります。処置後に冷水痛などの知覚過敏症状が出る可能性があります。あまりに強い場合は神経の処置をする必要があります。抜歯を行ったあとは腫れなどの症状が出ることがあります。
治療後にご注意頂くこと:3〜6ヶ月に1度のメンテナンスが必要です。不意に固い物を咬んだり、歯みがきがきちんとできていなくてむし歯ができたり、必要なメンテナンスの期間を超えて放置していたりするとブリッジが脱離することがあります。ロングスパンのブリッジは歯みがきもしにくいところがあります。電動ブラシやエアーフロスでのセルフケアを推奨致します。
治療期間、通院回数:9ヶ月、39回
費用:約20万円