京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
銀歯を白くしたいと患者さんが来院されました。
残念ながらむし歯がありました。銀歯を白くすることよりも、きちんとむし歯を除去してから行った方が良いことをお伝えし、同意頂いたので、まずはむし歯治療を行いました。
むし歯は黒色のイメージがあるかもしれませんが、実際は黄色、オレンジ色、茶色っぽい色をしていることが多いです、むし歯以外の歯質の切削は最小限にするよう尽力しています。少し色がついているところを完全に取りに行ったら神経まで達してしまいます。十分に硬い歯質でただ着色しているだけのことも多いので、覆罩後経過観察しました。何も問題がないのを十分確認したあとセレック治療に移行しました。
治療前後の比較です。
患者さんにはとても喜んで頂きました。治療概要を記載致します。
治療名：CEREC治療
治療内容：レントゲン診断後、むし歯等を除去、覆罩し経過観察しました。異日光学印象し、同日中にセラミックで修復しました。
治療に際してご理解頂いたこと：歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。仮歯を装着した際に、咬合痛などの違和感が生じた場合は、根管治療を行うことがあります。
治療後にご注意頂くこと：３〜６ヶ月に１度のメンテナンスが必要です。不意に固い物を咬んだり、歯みがきがきちんとできていなくてむし歯ができたり、必要なメンテナンスの期間を超えて放置していたりするとセラミックが破折することがあります。
治療回数：２回（むし歯除去時、約１時間 セレック治療時１時間半）
費用：CEREC治療（２本分）約１０万円
