京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
差し歯が脱離したと患者さんがご来院されました。
脱離した歯だけでなく、手前の歯も保存不可能な状況でした。この先の治療オプションを提示するために、治療計画書を作成しました。
患者さんはインプラント治療を選択されたので、CTシミュレーションを行い、手術計画書を提示しました。歯が保存不可能なところは陥凹する可能性があったため、今回はインプラントは既存骨に埋入し、骨組織再生手術を陥凹部に行うようにしました。
患者さんは11:30にお越しになり、局所麻酔後、歯のクリーニング、術前の資料採取を行いました。11:50に手術開始、12:30に縫合終了。術後の資料採取を行い、資料を見ながら術中の説明、術後の注意事項を説明し12:45には医院を出られました。
2ヶ月後、2次手術を行い、仮歯を適合させました。リハビリ後に光学印象を行いました。
自身のインプラント埋入の再評価を行い、補綴物の設計を行いました。骨組織再生手術のおかげで粘膜面の陥凹も起こっていません。カスタムアバットメントを装着後、印象し、上部構造を装着しました。
治療前後の比較です
患者さんはとても喜んで下さったので、良かったです。
医療広告のガイドラインに基づき、治療概要を記載致します。
治療名:インプラント治療
治療内容:3本のインプラントを埋入、骨組織再生手術。仮歯作成後、光学印象、セラミッククラウン装着。
治療に際してご理解頂いたこと:局所麻酔が必要です。インプラント治療では外科処置が必要です。インプラントドリリング時、歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。
治療後にご注意頂くこと:治癒は術後の患者さんの動向に依存する部分もあります。手術後2〜3時間は患部を良く冷やして頂いた方が腫れにくくなります。手術後当日は汗をかくような体を温める血行が良くなることは控えて、安静にして頂いた方が腫れにくくなります。2〜3日は腫れることがございます。
施術時間:インプラント3本埋入手術、骨組織再生手術約40分、2次手術15分、光学印象5分。
治療期間:インプラント手術〜終了まで4ヶ月。
治療内容:3本インプラント埋入手術、骨組織再生手術、光学印象、セラミックブリッジ装着