院長のひとりごと

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2024.10.05更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。


開院して13周年を迎えることができたので、スタッフとランチでお祝いしました。

13周年

 このメンバーでお祝いするのも11回目になりますが、今回で最後となりました。
 両スタッフともに結婚によりパートナーをサポートするために、退職する運びとなりました。僕らが過ごした11年6ヶ月は小中高がずっと同じ学校で、ずっと同じクラスだったということと同じなので。そんなことが社会人になって達成できたことは、奇跡だと思っています。

 寂しいですが、私は彼女達が幸せになることを心から望んでいます。今までの感謝の気持ちを込めて、新しい門出とその決断を応援したいと考えています。



 私は、開院当初、スタッフを増やして病院を大きくしていくことが普通だと考えていました。でも、私は患者さんのことだけを考えていたくて、自分の理想を詰め込んだリモデンタルクリニックを創業したこともあり、スタッフを増やすことや医院を大きくすることは患者さんのこと以外に考えることが増え、自分の理想から離れていくと矛盾を感じるようになりました。その上で、『退職者を出さない』ことも社会貢献の一つであり、自分の理想や目標を叶える一歩であると考えました。


 そこで、11年前に「君たちのことを必要だと思い続けていたいから、代わりの人を探すことはしない。君たち二人と行く。」と伝えました。それから11年間。


 私は、「11年前の方が良かったと思うことは正直一つもない。今の方が絶対に良くなってる自信がある。それは君たちと一緒に歩めたおかげ。僕は入社前の君たちの履歴書を見返して、改めて本当によく頑張ってくれたんだなぁと思うし、君たちも今の方が絶対良いから。しんどいことも辛いこともなかった訳じゃないのはよく分かる。でも、10年以上1つのことをやり続けた人生の履歴書は、消えることはない。沢山の患者さんが君たちのことを認識してくれてるのは、君たちの努力の賜物。だから、自分の決断に自信を持って、前に向かって進んで欲しい。」と伝えました。


 燃焼系、熱量マシマシの院長ではありますが、診療中だけです。食事会や診療後にご飯行く時に、仕事の話をしたことは一切ないです。


 コロナ前に、妻のお友達がスタッフにコンパをセッティングしてくれたことがありました。私は当たり前ですが行くつもりは全くなかったです。しかし、男性の人数より女性の人数が多かったこともあり、急遽私も参加することになりました。

 妻とママ友と自医院スタッフ2人の合計4人の女性が相手のコンパ。。。
 多分私の人生史上、一番挙動を見られた飲み会で、生きた心地がしなかったことは鮮明に覚えています。「岡ちゃんの良いところは〜〜〜、堀本さんの良いところは〜〜〜!!」と、相手の男性に売り込んで、とにかく喋りまくって、スタッフのことを褒めまくって、良く飲みました。(彼女達のお相手はこの時の相手ではありません。)
 
 今となっては楽しかった思い出です。


 私の上司、父親として理想像は、しずかちゃんのお父さんです。のび太のことをこう言えるのはきっとお父さん自身がそうだからと思っています。
ドラえもん

 私も、しずかちゃんのお父さんのように、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人であるよう心がけています。

彼女たちの唯一の上司として、彼女たちの仕事を全地球上で一番高く評価して感謝しているのは、私と副院長であると自信を持って言えます。

 私も、岡田さんも、堀本さんも来年から人生のシーズン2です。充実して幸せな日々が過ごせるように、また日々邁進していきましょう。君たちと出会えて、本当に良かったです。ありがとう。そして、ご結婚おめでとうございます。残りの一緒に過ごせる日々を大切にします。

10/31 追記 新しく勤務してくれる歯科衛生士さんが2名、歯科助手さんが1名決まりました。

沢山の患者さんから岡田さん、堀本さんへの祝福の声、惜しむ声、今までの感謝の声を頂き、彼女たちも今までの軌跡が正しかったと感じていることと思います。
求職者に「勤めたい」と思ってもらえる医院になれたのも、2人がいてくれたおかげだと感じています。
患者さんにこれからも安心して頂けるように、引き継ぎ業務、資料の作成も合わせて行っております。
これからも研鑽して参りますので、どうぞ宜しくお願いします。

投稿者: リモデンタルクリニック

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